ミニ仏壇の代わりに、遺品を収めるケースになる
総無垢造りの「遠憶 祈りの小箱」
神具・仏具2025
*[拭き漆・ブラウン]増産ができました。通常納期で発送いたします。
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■新色[拭き漆・ブラウン]が新登場
白木タイプの小箱に”茶系”の漆塗りを施した遠憶 祈りの小箱[拭き漆・ブラウン]です。
若い漆芸作家ならではのモダンな感覚が、魅力的な色合いを生み出しました。茶系の漆が木目に溶け込み、静かで落ち着きのある印象になりました。
「拭き漆」とは木地に漆を塗っては、布で拭き取るという作業を繰り返す塗りの方法です。塗り、拭き、乾燥、研磨、仕上げ塗りなどの工程を複数回繰り返し行うことで、木目の美しさを引き立たせています。
漆塗りを手がけたのは、香川県在住の漆芸作家・泉谷麻紀子さん。婦人画報2024年7月号にて「堆漆」の作品が掲載され、「品のある若手注目株」として紹介されている、今注目の作家です。
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■ひらいて祈る。とじて偲ぶ。
「遠憶」の祈りの小箱の表扉を開けたら、写真を納めるフォトフレームが現れます。
フレームにお気に入りの写真を入れれば、そこが祈りのスペースになります。
裏扉を開けた空間には、腕時計やメガネなど、小さめの遺品を収納できます。
■今の暮らしに沿う、小さな供養箱。
本棚の中にすっぽりおさまるミニマムサイズ。
高さ20cm。あの辞書 広辞苑とほぼ同じ高さ。
スペースにゆとりのないお部屋でも、デスクトップに少しの余白があれば大丈夫。
いまどきのインテリアに合うようにシンプルなデザインで仕上げました。
■「遠憶」は総無垢造りにこだわりました。
鮮やかな木目を活かしながら、日本の職人が精巧に造りあげる祈りの小箱には荘厳な佇まいが宿っています。
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■「遠憶」が大切にしていること
2024年2月、「遠憶」というブランドを立ち上げました。
考えたのは二つのテーマです。
自然への敬意、そして、今の住環境への適合です。
合板が圧倒的に増えている昨今、天然木を使用していてもウレタン塗装が多いのが現実です。
「遠憶」のこだわりは自然塗装。
せっかく天然の無垢の木材を使っているのだから、塗装も自然素材にこだわりたい。
そうすることで、無垢の木材は空気や水分を吸ったり放出したり、いわゆる呼吸を行います。
呼吸することで、かたちや色が少し変わる可能性がありますが、それさえも自然への敬意として受け入れてくださる方にお届けしたいと願っています。
また、今、特に都会では住居スペースがかなり限られています。その空間にも馴染むよう、小さなサイズのものを考えました。
あの辞書「広辞苑」の高さや背幅を参考にしています。
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■遠憶 祈りの小箱[拭き漆・ブラウン]
SPEC
サイズ:幅100mm✕高さ205mm✕奥行210mm
重量:1.2kg
素材:総無垢造り(長期自然乾燥させたホワイトアッシュ材を使用)
仕上げ:吹き漆・ブラウン
生産地:日本製(徳島県・香川県)
*フォトフレーム枠に入れる紙製のVカット台紙、和紙製のマスキング丸シールがついています。
*天然の無垢の木材を使用しておりますので、一つずつ色や柄が異なります。節・班・独特の木目・色の濃淡などは、天然素材ならではの個性としてご理解ください。
*花入れ、おりんなどはついておりません。